芸術鑑賞会

 本校では、生徒が海外でも日本の文化をきちんと紹介できる人物になってほしいという願いから、毎年日本の伝統芸能を鑑賞しています。平成20年度は1年生が「歌舞伎」、2年生が「文楽」、そして3年生が「能・狂言」を鑑賞しました。中学生には少し難しいところもあるかもしれませんが、本物に触れるということを大切にしています。

1年生 
歌舞伎鑑賞  「遠山桜天保日記」
 1年生は国立劇場大劇場で歌舞伎を鑑賞しました。ほとんどの生徒が歌舞伎を見るのは初めてのようで、初めて訪れる国立劇場の雰囲気に、少々緊張気味に開幕を待ちました。

  演目はテレビでも有名な「遠山の金さん」が登場する「遠山桜天保日記」です。お馴染みの「遠山桜」の名裁きのほか、短筒(ピストル)強盗も登場し、飽きることない舞台となっていました。
歌舞伎01
 生徒たちは、歌舞伎特有の言い回しや古い言葉遣いなどに戸惑いながらも、大掛かりな舞台装置に驚いたり、殺陣の場面や花道から登場してくる時の役者から伝わる迫力に圧倒されたりしていました。特に時折観客からかかる屋号の掛け声に興味津々の様子で、観客と役者が一体となって作り出している舞台空間に引き込まれていました。

 この鑑賞会を通して、生徒たちはなぜ歌舞伎が現代でも多くの人に親しまれているのか、その魅力について何かを感じ取ったようです。


文楽01
2年生 文楽鑑賞
「二人三番叟」「菅原伝授手習鑑 寺入りの段 寺子屋の段」


  2年生は国立劇場小劇場で文楽を鑑賞しました。まず、お正月の祝賀など祝儀曲として欠かせない作品のひとつである「二人三番叟」(ににんさんばそう)を観ました。二人の翁が三味線の演奏にのって五穀豊穣と天下泰平を祈る作品で、とても華やかな舞台でした。
 その後、国立劇場の方が三味線や人形の解説をして下さいました。中学生にもわかるように、おもしろい話や実演を取り入れながら進めてくださったので、初めての文楽でも十分理解できました。生徒たちは人形の複雑な仕組みに感心していました。そして人形を操れるようになるまでには何十年もかかることを知って、改めて伝統の重みを感じているようでした。

 最後に文楽の名作である「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅ てならいかがみ)寺入りの段 寺子屋の段」を観ました。君主の子を守るためにわが子の命を差し出した夫妻の辛い決断と苦悩を描いた作品で、涙なしには観られない感動作でした。日本の伝統芸能である文楽を身近で鑑賞し、すばらしい日本の文化を感じ取ることができました。

3年生 能・狂言 鑑賞と解説
能・狂言01
能・狂言02
  3年生は表参道駅近くの銕仙会能楽研修所で能・狂言鑑賞をしました。能・狂言は日本が世界に誇る古典芸能です。派手な舞台装置もなく、演者の微妙な動きを観客がイメージをふくらませながら観るという高度な芸能で、内容も難しいのですが、中学生向けにわかりやすく解説してもらえたので、興味深く観ることができました。とくに狂言では演者の巧みな動きとセリフにみんな大笑いしてしまいました。

  そして、ただ観るだけでなく、能や狂言の姿勢や動きを実際に体験することもできました。ネブラスカ修学旅行で身に付けた英語を使って世界に日本の古典芸能のすばらしさを発信していきたいと思っています。
4月 入学式
オリエンテーション合宿(1年)
5月 フィールドワーク
スポーツデイ
6月 修学旅行(3年)(アメリカ・ネブラスカ)
7月 学習合宿
イングリッシュデイ
8月

夏期集中講座

9月 フィールドワーク
文化祭
10月 体育大会
講演会
ラックス中学来校
11月 フィールドワーク
合唱祭
ボランティア活動
12月 冬期集中講座
芸術鑑賞会
1月 百人一首選手権大会
2月
3月 スポーツデイ
ミニ文化祭
卒業式
春期集中講座