芸術鑑賞会

能の姿勢を体験する中3生(銕仙会能楽研修所にて)

【2010年12月8日】

  本校では、生徒が海外でも日本の文化をきちんと紹介できる人物になってほしいという願いから、毎年日本の伝統芸能を鑑賞しています。今年は12月8日(金)に1年生が「歌舞伎」、2年生が「文楽」、そして3年生が「能・狂言」を鑑賞しました。


<3年生> 能・狂言 〜鑑賞と解説

  3年生は表参道駅近くの銕仙会能楽研修所で能・狂言鑑賞をしました。能・狂言は日本が世界に 誇る古典芸能です。派手な舞台装置もなく、演者の微妙な動きを観客がイメージをふくらませながら 観るという高度な芸能で、内容も難しいのですが、中学生向けにわかりやすく解説してもらえたので、 興味深く観ることができました。 そして、ただ観るだけでなく、能の動きのワークショップや囃子の解説と実演も行われ、姿勢や動きを体験することもできました。


 
 
 


<2年生> 文楽鑑賞 「三十三間堂 棟由来」


2年生は国立劇場小劇場で文楽を鑑賞しました。作品名は「三十三間堂 棟由来(さんじゅうさんげんどう むなぎのゆらい)」です。これは人に命を助けられた動物や植物が姿を変えてその人間と夫婦になり恩に報いる、という話です。最初に「太夫」「三味線」「人形」の出演者が実演を交えて文楽の魅力を解説してくれました。その後で柳の木が切り倒されそうになるところを救った平太郎とお柳との出会い、柳の木の伐採、お柳と家族との別れの話がわかりやすく展開されました。人形によって人間の感情を豊かに表現する文楽の魅力に、生徒たちはとても感銘を受け、日本の伝統芸能の奥深さに関心を深めることができたようです。
国立劇場小劇場に集合


<1年生> 歌舞伎 「仮名手本忠臣蔵」


楽しかった!
 1年生は国立劇場大劇場で歌舞伎を鑑賞しました。演目は「仮名手本忠臣蔵」。忠臣蔵はテレビや映画でも有名なので、話の内容を知っている生徒も多かったようですが、歌舞伎での観劇となるとまた一味違い、ひとつひとつの言葉遣いや演技の迫力に圧倒されながらも興味津々のようでした。ほとんどの生徒たちが歌舞伎を観るのは初めてなので、前日、歌舞伎について基本的なことを勉強してから鑑賞しました。歌舞伎の舞台や演技等を見て、「あっ!花道だ」「見得を切った」等と歌舞伎独特の雰囲気に興奮している生徒たちの様子が見られました。生徒たちにとって、日本の伝統文化に触れ、伝統を受け継ぎ伝えていく素晴らしさを感じた日になったようです。