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芸術鑑賞会

「モーツアルト!」の一幕(写真提供:東宝渇煙部)

【2010年11月21日】

  今年も恒例となった「芸術鑑賞会」が開催されました。一流の芸術作品に触れ合うことを目的として 日比谷の帝国劇場を訪れ、3年生は6月11日にミュージカル「キャンディード」を、そして1、2年生は11月21日に「モーツアルト!」を観劇しました。


<1・2年生 「モーツアルト!」>


 ミュージカル「モーツアルト!」は、35年の生涯を駆け抜けた天才音楽家モーツアルトの生涯を描いた作品で、帝国劇場では2002年の初演以来、4回目の上演となります。この作品では、愛と自由、そして音楽を求めた「人間・モーツアルト」と、幼少のままの姿をした「才能の化身・アマデ」という、二人のモーツアルトが登場します。アマデはモーツアルトの才能を具現化したもので、青年・モーツアルトに影のようにつきまといます。この二人が同時に描かれることにより、ありのままの自分を受け入れてほしいと願う人間モーツアルトと、その天才的才能からは逃れられないモーツアルトの内面の葛藤が見事に描き出された作劇となっています。

 豪華な俳優、そして音楽家モーツアルトの生涯を描いた作品にふさわしい見事なオーケストラの演奏により、 3時間の観劇はあっという間に過ぎました。事前に作品紹介のリーフレットを読んで事前学習していたこともあり、 生徒たちからは「シーンごとの展開がわかりやすく、とても楽しかった」といった感想が出されていました。

皇居前の帝国劇場に現地集合
話題のミュージカル「モーツアルト!」
場内の売店でグッズを購入する者も

1階席で観劇
楽しかった!
ロビー前にて


<3年生 「キャンディード」>

 純真で心優しい青年キャンディードが、苦難の人生を乗り越えていく様子を描いた作品です。男爵令嬢クネゴンデと恋仲になりますが、両親の大反対にあって城を追放され、放浪の旅に出ることに。戦争、大地震、宗教裁判、嵐、そして詐欺・・・。城を追放された彼は、旅先で数々の悲惨な出来事に遭い続けます。きれいごとだけではすまされないこの世の中で、本当の生き方とは何か?ということが投げかけられます。

 物語の展開はリズムよくどんどん廻っていきますが、哲学的ともいえる内容の深さから台詞の一言一言にはどれも重みがあり、生徒一同熱心に観劇していました。レナード・バーンスタインによる楽曲と帝劇による演奏もすばらしく、大人になってからまた観たい作品でした。


写真提供:東宝渇煙部
6月に公演された「キャンディード」
2階席で静かに観劇